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<<   作成日時 : 2007/12/24 06:48   >>

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――僕は、見つけた。






今日という時間が無限に続かないように、
人の時間も最後の日を迎えるまで、強制的に刻み続ける。


それは時を刻み続ける世界に生まれ落ちた存在には、
避けられない『絶対』の証。


でもその『絶対』も、時には無効となる場合もある。
『時間』という絶対の証から解放されてしまえば、
人としての制限された時間に縛られない存在にとって、
世界は窮屈な出来事が支配する場所に思えてしまう。


時を刻まない、時を刻むことを停止した命は、時に恐怖の対象となる。
絶対の証が全てであり、それ以外は認められない世界。


それでも『僕』は探し続ける。


――僕という命が存在していた『全て』を、残すことが出来なくても。
いつ訪れるとも分からない、最後の時間を待ち続けながら。


土地の名も住む人々も景色も、全てが変わってしまった場所で、
僕は探していた存在と巡り会った。

それは僕という小さな存在が、
期間限定であっても久々に出来た家族という関係に、
緊張の糸が緩んでいたかもしれない。








『私はあなたを待っていた気がするの』








たった一言が、『僕』という小さな存在なとって、
どれほど大きな救いになったのか。
その一言は、先へと続いた時間の中で、
僕に思いがけない出会いを与えてくれた。




今はまだ、打ち明けることは出来なくても。



今はまだ、全てを決めるときではないのだから。




――僕は、見つけた。




本当に僕と同じ時間を共有できる存在に。全てを許せる存在に。
嘘で固められた世界にしか存在できない『僕』ではなく、
本当の『僕』を見定めてくれる相手を。






――僕は『誰』を見つけた?

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
『刻(とき)のカタチ後編』の冒頭シーンより、
一部削って載せてみました。

…いや殆どそのまんまなのですが(どっちだ)
あちこち削ったり、文章を追加したり、
差し替えたりしてあります。

載せるのはこの部分しかなかった…orz
(他の部分はこの後の展開に絡んでくる部分が多いので)
suzuna
2007/12/24 06:51

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